がむしゃらに過ごし、自分の疲れにも気づけなかった
以前は、毎日をどのように過ごしていましたか?
以前の私は、がむしゃらにやりすぎていて、落ち着く瞬間がほとんどありませんでした。どんなふうに人生を送っていきたいのかも分からなくなり、「浮き草のように」日々を過ごしていたんです。
自分を雑に扱っているような感覚があり、このままでは人生が行き詰まるのではないかという手詰まり感もありました。
自分を雑に扱うことは、どんな循環につながっていましたか?
疲れていることに、自分で気づいてあげられていませんでした。気づかないまま余裕を失うと、いら立ちやすくなる。いら立つと生活が乱れ、また余裕がなくなっていく。そんな循環に入っていたと思います。
面倒さやいら立ち、だらだらしたくなる感覚をきっかけに、一日の行動が崩れていくこともありました。
人生の舵を、自分に戻したいと思った
何を変えたいと思っていましたか?
どこへ向かっていくのか分からないまま過ごすことに、もう嫌気が差していました。自分の中では大きな悩みで、何としても変えたいと思っていたんです。
自分の疲れや感情に気づき、自分を雑に扱う毎日から離れたい。そう考えるようになりました。
向き合い始めるきっかけになった言葉はありましたか?
説明を聞いたときに、「人生の舵取りをできるようにする」という言葉がありました。浮き草のように過ごしていた私には、その言葉が強く響きました。
人生の舵を自分にぐっと戻したい。その思いが、毎日書きながら自分の方向を探るきっかけになりました。
「自分を丁寧に扱う」という言葉が見つかった
大切にしたい方向は、どのように言葉になりましたか?
私は、自分のことを深掘りしたり、言葉にしたりすることが苦手でした。最初は「今日はどんな価値を大切にして生きるか」と聞かれても、まったく分からなかったんです。
その日に起きたことや感じたことを書き、ChatGPTとも壁打ちしながら考えを深めていきました。そうするうちに、「自分の感情を無視せず、自分を丁寧に扱う」という言葉が、少しずつ自分の中で定まってきました。
その言葉を見つけたとき、どんなことに気づきましたか?
「自分を丁寧に扱う」という言葉が自分から出てきたことに、まず驚きました。それまで、そのように考えたことがほとんどなかったからです。
書き続ける中で、「今日は落ち着いて一日を過ごせているな」と感じる瞬間もありました。落ち着いている自分に驚き、そんなことに驚くほど、以前は余裕がなかったのだとも気づきました。
感情に気づき、行動を小さく調整する
大切にしたい姿を忘れないために、どんな工夫をしましたか?
私の場合、ありたい姿を忘れると、一日の行動が崩れやすいと感じていました。そこで、スマートフォンにアラームを設定し、鳴ったら一度、ありたい姿を声に出すようにしました。
目に入るところにも、その日の内容を置きました。アラームと目に見えるメモの二つを使い、大切にしたい方向を思い出せるようにしています。
いら立ちに飲み込まれそうなとき、何を試しましたか?
「今、いら立っているな。なぜいら立っているんだろう」と、感じていることを声に出すようになりました。自分の感情を声に出したのは、私にとって初めての行動でした。
以前は感情に飲み込まれ、その後の行動も一気に崩れていました。声に出してみると、感情との間に少し距離ができるように感じました。いら立ちがなくなるわけではありませんが、気づくための間が生まれます。
日々の過ごし方は、どのように変わりましたか?
自分の疲れや感情に気づき、今日はどう過ごしたいかを考えるようになりました。生活の中でも、特に自分にとって課題だった睡眠を見直しました。
大きくすべてを変えるのではなく、今の自分に気づき、大切にしたい方向へ行動を少しずつ調整する。その積み重ねによって、以前より落ち着いて過ごせる時間が出てきたと感じています。
自分を知り、人生に主体的に参加し続けたい
これから、何を大切にしていきたいですか?
これからも、自分をよりよく知り、自分を丁寧に扱っていきたいです。そして、人生に主体的に参加していると感じられる生き方を続けていきたいと思っています。
そのために、どんな小さな行動を続けたいですか?
書くことを土台にして、日々の行動を微調整し、磨き続けることです。
自分の感情や疲れを無視せず、「今はどう感じているだろう」「今日は何を大切にしたいだろう」と確かめながら、その日の行動を選んでいきたいです。
自分の方向を見失っている人へ
同じように、自分がどこへ向かいたいのか分からない人へ伝えたいことはありますか?
自分の人生をよりよく進めたいのに、方向が分からない。以前の私も、そんな感覚がありました。
そういう方には、まず自分が何を感じ、何を大切にしたいのかを言葉にし、毎日の行動と結びつけて考える方法もあると知ってもらえたらと思います。