スマホやたばこに逃げる時間が、筋トレや読書の時間に──感情に飲まれず、自分で行動を選べるようになった

フリーランスで映像制作をしているだいさんは、以前、人の評価や悪い想像が頭から離れず、疲れ切っていました。気持ちを自分の中にため込み、スマホのショート動画やたばこなどへ逃げることも多かったといいます。

仕事では、相手に能力を低く見られることが怖く、途中段階で見せればよい編集も完璧にしてから出そうとしていました。人と話したあとにも「嫌に思われていないか」と何度も考え、自分の解釈をため込んでは苦しくなっていました。

そんなだいさんが、自分の感情を言葉にし、別の見方を探す中で、どのように感情に飲まれず行動を選べるようになったのかをお聞きしました。

Before

  • 悪い想像や人の評価への不安を、自分の中にため込んでいた
  • スマホのショート動画やたばこなどへ逃げることが多かった
  • 完璧に仕上げてから見せようとして、編集作業で疲れ切っていた
  • 人と話したあとに自分の発言を何度も振り返り、誤解をため込むことがあった

After

  • ネガティブな感情があっても、別の見方を探せるようになった
  • 筋トレや読書、瞑想など、自分から動く時間が増えた
  • 編集を途中段階で共有し、早めに意見をもらえるようになった
  • モヤモヤを放置せず、相手に意図を確かめられるようになった

Contents

目次

  1. 人の評価と悪い想像に疲れ、逃げ場を探していた頃
  2. 「今からでも変われるかもしれない」──向き合い始めたきっかけ
  3. 感情に飲まれる前に、別の見方を探せるようになった
  4. 60%で共有し、人とのつながりを選べるように
  5. 自分の目標を見つけ、その方向へ歩いていきたい
  6. 生きづらさを抱え、一歩を迷っている人へ

Trust

監修者 / インタビュアープロフィール

佐藤舞(サトマイ)プロフィール写真

運営代表:佐藤舞(サトマイ)

合同会社デルタクリエイト代表社員
桜花学園大学客員教授
科学的な脳トレ「CBTジム®」を主宰。過去2600人に提供。
企業のマーケティングリサーチや需要予測などを行いながら、ビジネス統計学の専門家として、地上波テレビ・ラジオ、新聞、雑誌、経済メディアを通して、情報発信を行う。
上場企業の社外取締役も務める。

小柳出紗季 プロフィール写真

インタビュアー:さき

CBTジム®運営スタッフ
CBTジム®勉強会講師
CBT実践歴6年
完璧主義によって仕事が思うようにパフォーマンスを発揮できなかったところから、CBTを通じて仕事の生産性が上がっただけでなく、自分や家族、仲間を大切にしながら、価値観にそって仕事に取り組めるようになった。

人の評価と悪い想像に疲れ、逃げ場を探していた頃

以前は、どんな状態でしたか?

以前は、常に悪い想像やネガティブな考えが浮かび、それを自分の中にため込んでいました。

仕事中にパソコンへ向かっている時も、「お前はダメだ」「こういうところがよくない」と、誰かに口を挟まれているような考えがずっと続いていました。人と会ったあとには、「あの言い方はまずかったかな」「嫌に思われていないかな」と何度も考えていました。

相手に感情をぶつけるよりも、自分の中だけでどうにかしようとすることが多かったです。解釈を確かめないままため込み、ある時に爆発して、けんかになることもありました。

つらさを感じた時は、どんな行動を取っていましたか?

スマホのショート動画を見たり、たばこを吸ったりして、すぐに気分を変えられるものへ逃げることが多かったです。自分から動かなくても楽になれる方向を選んでいたのだと思います。

映像の編集でも、まず途中段階で出して意見をもらえばよいと頭では分かっていました。それでも、「能力を低く見られたくない」「この程度だと思われたくない」という考えが働いて、完璧にしてから出そうとしていたんです。

編集しながら悪い想像が膨らみ、かなり疲れ切っていました。

「今からでも変われるかもしれない」──向き合い始めたきっかけ

自分の考え方と向き合おうと思ったきっかけは何でしたか?

きっかけは、サトマイさんの「35歳限界説」を扱った動画でした。

私は今の仕事を始めたのが38歳頃で、自分ではもう遅いと感じていました。活躍している若い人を見ると、「自分はダメだ」と思うこともあり、それがコンプレックスになっていたんです。

動画の中で、年齢を重ねてからでも人は変われるという話を聞き、「それなら自分もやってみよう」と思いました。自分の気持ちを言葉にする力も身につけたいと思っていたので、考え方と感情を書き出すワークに向き合い始めました。

最初は、どんなことに難しさを感じましたか?

最初は、自分の気持ちを言葉にすることが本当に苦手でした。2つのワークに2時間ほどかかることもあり、面倒だと感じることもありました。

それでも書いてみると、「意外と自分にもできるんだ」と思えました。周りの方からコメントをもらい、否定せずに良い部分を見てもらえたことも、続ける力になりました。

感情に飲まれる前に、別の見方を探せるようになった

最初に感じた変化は何でしたか?

2週間ほど経った頃から、少しずつ変化を感じました。ネガティブな感情そのものがなくなったわけではありません。

ただ、その感情があっても、「違う方面から見ることはできないか」と考えられるようになりました。自分の感情と考えを書き出すことで、「なぜ自分はこう考えるのか」「こういう時に、どんな行動を取りやすいのか」が分かってきたんです。

感情にそのまま飲み込まれず、一度立ち止まれることが大きな変化でした。

日々の過ごし方は、どのように変わりましたか?

スマホやたばこなどへ逃げることが減り、その代わりに筋トレや読書、瞑想などをする時間が増えました。

自分の中にあるモヤモヤをそのままにせず、言葉にしながら理解していくことで、視界が晴れていくような感覚がありました。以前よりも、自分から動く方向を選びやすくなったと思います。

60%で共有し、人とのつながりを選べるように

仕事の進め方には、どんな変化がありましたか?

今は、相手の評価を以前ほど気にせず、編集を60%くらいの途中段階で一度共有できるようになりました。早めに意見をもらい、やり取りしながら最終的に良いものを作ればよいと思えるようになったんです。

実際に出してみると、「全然大丈夫」と言われることが多く、大きな修正もほとんどありませんでした。自分の見方だけを通して、必要以上に怖がっていたのだと実感しました。

今は、以前より軽やかに仕事を進められています。

人との関わり方は、どう変わりましたか?

SNSへ投稿したあとも、以前は批判されることが怖く、書いては消すことを繰り返していました。今は「同じ行動をしていたら何も変わらない」と考え、消さずに置いてみることができました。

その投稿をきっかけに人とつながり、10人ほどの集まりへ呼ばれ、そこから仕事の相談をいただく展開もありました。以前の私なら、知らない人が多い場所への誘いは、日が近づくと断っていたと思います。

人と話したあとにモヤモヤした時も、放置せずに相手へ意図を確かめるようになりました。聞いてみると、自分が誤解していたと分かることがあります。相手から「聞いてくれてありがとう」と言われ、お互いの伝え方を見直せたこともありました。

自分の目標を見つけ、その方向へ歩いていきたい

これから、どんなふうに進んでいきたいですか?

自分の考え方と向き合うための土台は、少しできてきたと思っています。もちろん、まだまだだと感じる部分もあります。

これまでは、自分がどの方向へ進みたいのか、はっきりした目標がありませんでした。これからは、自分にとっての目標を見つけて、そこへ向かって歩いていけるようになりたいです。

生きづらさを抱え、一歩を迷っている人へ

同じように悩んでいる人へ、伝えたいことはありますか?

以前の私は、人の評価や悪い想像に振り回され、毎日の生きづらさを感じていました。

自分の気持ちを言葉にすることも、最初は難しくて時間がかかりました。それでも続ける中で、少しずつ自分の考え方が分かり、感情に飲み込まれにくくなりました。

今、一歩を迷っている方も、自分の気持ちに向き合い、言葉にしてみることから始めてみると、次に選べる行動が見えてくるかもしれません。

CBTジム®で、感情に飲まれる前に立ち止まる

CBTジム®では、とっさに浮かぶ考えや感情を書き出し、思い込みや決めつけに気づくワークを通じて、日常の行動選択を見直していきます。

人の評価や悪い想像をため込み、スマホなどへ逃げてしまう方も、自分の考えを言葉にして別の見方を探すことで、仕事を途中で共有する、相手に意図を確かめる、自分から動くといった選択肢を増やしていけます。

\ のべ2,000人以上が参加済み!/

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