評価に振り回されていた会社員が、副業月5万円へ──「次どうするか」を選べるようになるまで

自動車部品の設計・開発に携わるりっくんさんは、上司や周囲の言葉を悲観的に受け取り、自分を責めやすい状態にありました。プレゼン後に「もう少し考えてみて」と言われただけで、自分だけができていないのではないか、期待に応えられていないのではないかと感じていたといいます。

仕事で成果を出したい、もっと会社に貢献したい。そう思っているのに、人の評価や言葉に振り回され、挑戦する機会を失っていた。

そんな彼が、どのように自分の考えや感情に気づき、「次に何ができるか」を考え、副業で月5万円という目標達成まで進んでいったのか。変化の流れをお聞きしました。

Before

  • 上司の一言で、自分だけができていないと感じていた
  • 周囲と比べて、自分を責める時間が長かった
  • 全員の希望を叶えようとして仕事が進みにくかった
  • 挑戦する前から不安に引っ張られていた

After

  • 自分の感情や考えに気づけるように
  • 「今できること」に目を向けられるようになった
  • まず動いてみる選択が増えた
  • 副業で月5万円の目標達成につながった

Contents

目次

  1. 上司の一言で、自分を責めていた頃
  2. 「このままでは楽しく仕事ができない」──向き合い始めたきっかけ
  3. 自分の感情と考え方に気づいた変化
  4. 「とりあえずやってみよう」から始まった副業への挑戦
  5. 安心を基盤に、自分の人生の舵を握る
  6. 本気で変わりたい人へ

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監修者 / インタビュアープロフィール

佐藤舞(サトマイ)プロフィール写真

運営代表:佐藤舞(サトマイ)

合同会社デルタクリエイト代表社員
桜花学園大学客員教授
科学的な脳トレ「CBTジム®」を主宰。過去2600人に提供。
企業のマーケティングリサーチや需要予測などを行いながら、ビジネス統計学の専門家として、地上波テレビ・ラジオ、新聞、雑誌、経済メディアを通して、情報発信を行う。
上場企業の社外取締役も務める。

小柳出紗季 プロフィール写真

インタビュアー:さき

CBTジム®運営スタッフ
CBTジム®勉強会講師
CBT実践歴6年
完璧主義によって仕事が思うようにパフォーマンスを発揮できなかったところから、CBTを通じて仕事の生産性が上がっただけでなく、自分や家族、仲間を大切にしながら、価値観にそって仕事に取り組めるようになった。

上司の一言で、自分を責めていた頃

以前は、どんな状態でしたか?

以前は、相手の発言やその時々の状況を悲観的に捉えて、必要以上に自分を責めて追い込んでいました。

仕事で成果を出したい、もっと会社に貢献したいという思いはありました。次年度には昇格のチャンスもあったので、自分自身の成果を上げたい気持ちもありました。

でも実際には、周りの態度や言葉に振り回されて、自分を追い詰めてしまっていました。理想の姿とは反対方向に進んでいる感覚がありました。

どんな場面で、悲観的に受け取っていましたか?

仕事では、上司や目上の人に承認をもらうためにプレゼンをする場面があります。

そのあとに「もう少し内容を考えてみて」と言われると、自分だけができていないんじゃないか、周りより能力が低いんじゃないか、期待に応えられていないんじゃないかと感じていました。

周囲と比較するクセも強かったです。比較したあとに、さらに悲観的に捉えて、自分で自分の首を絞めるような状態でした。

頭の中の8割くらいが、ネガティブな思考でぐるぐる回っている感覚がありました。

「このままでは楽しく仕事ができない」──向き合い始めたきっかけ

何を変えたいと思っていましたか?

仕事をもっと前に進めたい、会社に貢献したい、仕事をもっと楽しくしたいという思いがありました。

周囲の態度や言葉に振り回されて、自分を追い詰めている状態では、自分の理想に近づけないと思っていました。

自分の思い込みや考え方のクセを変えないと、一生楽しく仕事ができないんじゃないか。そう感じていたタイミングでYouTubeの動画を見たことが、向き合い始めるきっかけになりました。

周りの意見に対して、どんな苦しさがありましたか?

以前は、周りの人の希望をすべて叶えるように仕事をしようとしていました。

でも、ある人の意見を立てると、別の人が納得できない。そういう板挟みの中で、折り合いがつかず、時間だけが過ぎてしまうことがありました。

全員の希望を叶えようとするほど、仕事が前に進まなくなる。その苦しさも、変わりたいと思った理由のひとつでした。

自分の感情と考え方に気づいた変化

最初に感じた変化は何でしたか?

変化を感じ始めたのは、ワークを続ける中で、自分の内側に目を向けられるようになってきた頃でした。

一番大きかったのは、自分が今どんな感情になっているのか、どんな考えが浮かんでいるのかを見られるようになったことです。

以前は、ネガティブな感情に気づく前に、「自分はダメだ」という考えに飲み込まれていました。

でも、「今、自分はダメだと思っているな」「今、胸がドキドキしているな」と気づけるようになりました。少し離れて自分を見る感覚が生まれて、前より落ち着きを取り戻せるようになったと思います。

その後、行動にはどんな変化が出ましたか?

相手の発言に対して、「これはどういう意図で言っているんだろう」と一度立ち止まれるようになりました。

落ち込むだけではなく、「じゃあ次に自分は何ができるのか」を考えられるようになったことが大きいです。

周りの意見も、一旦受け止めたうえで「まずはこれで行こう」と自分なりに進められるようになりました。あとで何か言われたら、その時にまた受け止めて考え直せばいい。そう捉えられるようになって、仕事を前に進めやすくなりました。

「とりあえずやってみよう」から始まった副業への挑戦

新しく挑戦できたことはありますか?

大きな挑戦のひとつが、副業でした。

1年以上前から副業をやってみたいと思っていました。でも、失敗するんじゃないかという思い込みがあって、なかなか一歩を踏み出せませんでした。

ワークを続ける中で、「行動してみないとわからないんじゃないか」と考えるようになりました。

実際に動いてみた結果、自分の力でお金を稼ぐ経験につながりました。2025年の目標として掲げていた「毎月5万円以上稼ぐ」という目標も、ワークを始めた月に達成できました。

失敗への捉え方は、どのように変わりましたか?

以前は、失敗すること自体が怖くて、行動のブレーキになっていました。

今は、失敗したとしても、それは勉強代だと捉えられるようになっています。

情報収集だけでは、机上の空論のままです。実際に手を動かしてみて初めて、自分の体に染みつくことがあると思っています。

そう思えるようになったことで、お金や時間がかかる可能性があっても、まずやってみる選択が取りやすくなりました。

安心を基盤に、自分の人生の舵を握る

これから、どんなふうになっていきたいですか?

自分の目標というか、ありたい姿は、安心を基盤にして心に余裕を持って生きることです。

今までは、不安や心配で行動できないことがありました。これからは、得た学びを武器にして、自分の人生の舵を自分で握っていきたいです。

自分の状態を見つめて、感情に気づいて、次の行動を選ぶ。その積み重ねを、仕事や副業だけでなく、生き方全体につなげていきたいです。

本気で変わりたい人へ

過去の自分に、今だから伝えたいことはありますか?

過去の自分に伝えるなら、ワークは「縄をほどいてくれる存在」だと言いたいです。

悲観的な感情や自分を責める考え方に縛られていた当時は、本当に辛かったです。でも、ワークをこなすほど、自分の苦しさから少しずつ解放されて、落ち着いて前向きに考えられるようになっていきました。

同じように悩んでいる人へ、どんなメッセージを届けたいですか?

本気で自分を変えたいと思っている方は、一歩踏み出してほしいです。

ただし、環境に入っただけで自動的に変わるわけではありません。実際にワークを積み上げるかどうかは、自分次第です。

最初は変化を感じにくく、挫折しそうになることもあるかもしれません。それでも、継続するためのサポートや仲間の存在が、前に進む助けになります。

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