指示が出せなかったリーダーに見えてきた、チームを動かす判断の軸

小売業でリーダーのような立場を担う麦茶吹いたさんは、以前、自分に自信がなく、判断や指示に時間がかかっていたといいます。

「こうあるべき」「全部やりきらなければいけない」という考えにとらわれ、一つの仕事に時間をかけすぎてしまう。周りが見えなくなり、上司や部下に迷惑をかけてしまうこともありました。

そんな麦茶吹いたさんが、どのように完璧さへのこだわりをゆるめ、その時々で優先順位を判断し、チームに指示を出せるようになっていったのか。仕事に広がった変化をお聞きしました。

Before

  • 「こうしなきゃいけない」「全部やり遂げなきゃいけない」と考えやすかった
  • 決断に時間がかかり、他の仕事がおろそかになることがあった
  • チームへの指示が出せず、周りが見えなくなることがあった
  • 他人のミスにストレスを感じ、モヤモヤしやすかった

After

  • 8割くらいで区切り、他の仕事にも移る判断がしやすくなった
  • 今の優先事項を見て、チームへ指示を出せるようになった
  • 部下の失敗にも、別の見方で声をかけられるようになった
  • 第三者視点で仕事を見られるようになり、ミスにも気づきやすくなった

Contents

目次

  1. 完璧にやりきろうとして、判断が遅くなっていた頃
  2. 「とりあえずやってみよう」と思えるようになった
  3. チームに指示を出し、周りのミスにも別の声をかけられた
  4. 第三者視点で仕事を見られるようになった
  5. このチームで仕事がしたいと思える職場へ
  6. 仕事のやりづらさを感じている人へ

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監修者 / インタビュアープロフィール

佐藤舞(サトマイ)プロフィール写真

運営代表:佐藤舞(サトマイ)

合同会社デルタクリエイト代表社員
桜花学園大学客員教授
科学的な脳トレ「CBTジム®」を主宰。過去2600人に提供。
企業のマーケティングリサーチや需要予測などを行いながら、ビジネス統計学の専門家として、地上波テレビ・ラジオ、新聞、雑誌、経済メディアを通して、情報発信を行う。
上場企業の社外取締役も務める。

小柳出紗季 プロフィール写真

インタビュアー:さき

CBTジム®運営スタッフ
CBTジム®勉強会講師
CBT実践歴6年
完璧主義によって仕事が思うようにパフォーマンスを発揮できなかったところから、CBTを通じて仕事の生産性が上がっただけでなく、自分や家族、仲間を大切にしながら、価値観にそって仕事に取り組めるようになった。

完璧にやりきろうとして、判断が遅くなっていた頃

以前は、仕事でどんな状態でしたか?

「こうしなきゃいけない」「こうあるべきだ」という考え方や、「こうなってしまうから、これはできないんじゃないか」という考え方で困っていました。

完璧主義のようなところもあったと思います。これを絶対にやり遂げなきゃいけないと思って時間をかけすぎて、他の仕事がおろそかになってしまうことがありました。

自分に自信がなくて、決断もなかなかできませんでした。一つのことを決断するのにすごく時間がかかって、上司や部下に迷惑をかけることも多かったです。

仕事での立場としては、どんな役割でしたか?

小売業で、リーダーのような立場を担っています。

中間管理職まではいかないかもしれませんが、担当グループのリーダーのような感じです。

自分の仕事だけでなく、チームの仕事に対しても判断したり、指示を出したりする必要がありました。でも以前は、一つのことに没頭しすぎて周りが見えず、指示も出せなかったんです。

「とりあえずやってみよう」と思えるようになった

どんなふうに判断が変わりましたか?

今は、「とりあえずやってみよう」と思えるようになりました。

「こうなってしまうから、やらない方がいいんじゃないか」とか、「こうしなきゃいけない」という考えは、正直今でもあります。でも以前よりは大幅に少なくなったと感じています。

決断する時も、「まずやってみよう。ダメだったら、またやり直したり検証し直したりすればいい」と考えられるようになりました。

完璧さへのこだわりは、どう変わりましたか?

仕事でも、「絶対にこれをやらないとダメになる」ではなく、「8割くらいにしておいて、他の仕事もやらなきゃいけないから、臨機応変にやろう」と判断できるようになりました。

例えば、商品棚は全部埋まっていなければいけないと思っていました。でも、お客さんから話しかけられたり、トラブルが発生したりしたら、できないこともあります。

その時その時で、柔軟に判断できるようになったのだと思います。

チームに指示を出し、周りのミスにも別の声をかけられた

チームへの指示には、どんな変化がありましたか?

今は、「今の優先事項はこれだから、これにこだわらず次はこれをやろう」といった指示を出せるようになりました。

前は全然できなくて、一つのことに没頭しすぎて周りが見えませんでした。

今は、周りの状態を見て、「ここはこういう状態になっているから、ここを直そう」と指示を出したり、自分も判断して行動したりできるようになったと感じています。

部下への声かけには、どんな変化がありましたか?

以前は、上司や同僚、部下が失敗した時に、「なんでこんなことをしているんだろう」とストレスを感じてモヤモヤすることがありました。

今は、人だから失敗はありえるし、自分も失敗していると思えるようになりました。

例えば、部下から「お客様に商品の場所を案内するのに時間がかかって怒られてしまいました」と報告されたことがありました。その時、「それは怒られたんじゃなくて、その商品の場所を探し回って覚えられるようになったということじゃないですか。次に聞かれたら案内できますね」と声をかけられました。

以前なら、そこまで頭が回らなかったと思います。

第三者視点で仕事を見られるようになった

周りからの反応に変化はありましたか?

従業員同士がお互いを助けてもらった時に評価するような仕組みがあるのですが、そこで「麦茶吹いたさんに助けてもらいました。ありがとうございます」といった言葉をもらうことが多くなりました。

自分だけでなく、周りにも少しずついい影響が広がっているのではないかと思っています。

仕事を見る視点は、どう変わりましたか?

以前は、自分のミスも多かったし、他人のミスも見つけられませんでした。

でも今は、なぜか他人のミスを見つけやすくなりました。部下からも、「麦茶さんがいたらチェックしてくれるから大丈夫だね」と言われるようになりました。

第三者視点で物事を見られるようになったことで、仕事全体を見る視野も広がったのだと思います。

このチームで仕事がしたいと思える職場へ

今後、どんなふうになっていきたいですか?

一番は、仕事に生かしていきたいです。

自分の行動も、チームのマネジメントも含めて、考え方のトレーニングで学んだことを仕事に落とし込んでいきたいです。

そして、自分の仕事のチームを「このチームで仕事がしたいな」と思えるようなチームにできたらいいなと思っています。今もまだ途中なので、日々精進という感じです。

もし向き合い始めていなかったら、どうなっていたと思いますか?

今以上に「こうすべきだ」という完璧主義や、「将来こうなってしまうんじゃないか」というネガティブな感情にとられたまま過ごしていたと思います。

生きづらさも、もっと増えていたのではないかと思います。

仕事のやりづらさを感じている人へ

同じように悩んでいる人へ、どんなメッセージを届けたいですか?

少しでも、仕事でやりづらさやプライベートで生きづらさを感じているのであれば、自分の考え方を見直してみる価値はあると思います。

何でも試してみることは、試した人にしか分かりません。

仕事のやりづらさが少しでも軽くなったら、それはとても大きなことだと思います。迷っているなら、まずは自分の思考のクセを見てみるところから始めてみてもいいと思います。

CBTジム®で、自分の考え方のクセに気づく

CBTジム®では、とっさに浮かぶ考えをつかまえ、思い込みや決めつけに気づくワークを通じて、仕事や人間関係での意思決定を見直していきます。

完璧にやりきろうとして判断が遅くなりやすい方も、自分の「こうあるべき」に気づくことで、優先順位を決める、8割で区切る、周りへ指示を出すといった選択を増やしていけます。

\ のべ2,000人以上が参加済み!/

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認知の歪みを整えて思考力を鍛える科学的な脳トレ