仕事で疲れ切り、休日は一人でゲーム──人に頼れるようになって増えた、仲間とスポーツを楽しむ時間

メーカーで営業系の仕事をする木下さんは、人手が少ない中、周りも忙しいから頼ってはいけないと思っていました。仕事を一人で抱え、余裕のない状態が続いていたそうです。

周りに助けてもらえないことには不満がある。でも、差し出された助けを、自分の役には立たないと受け取ってしまう。人と仲良くしようという気持ちにもなれず、休日は一人でゲームをすることが多かったといいます。

そんな木下さんが、どのように頼ることへの思い込みに気づき、周りの助けを受け取れるようになったのか。職場でのやり取りと、外に出て人と過ごす時間が増えた変化をお聞きしました。

Before

  • 周りも忙しいから頼ってはいけないと思い、仕事を一人で抱えていた
  • 周囲の助けを否定的に受け取り、助けてもらえないと不満を持っていた
  • 自分は何をやってもダメだと思い、気持ちを押し込めていた
  • 休日は一人でゲームをすることが多く、人と関わろうと思えなかった

After

  • 分からないことを教えてもらったり、人に助けを求めたりしやすくなった
  • メンバーは変わらなくても、助けてくれる人がいると分かるようになった
  • 自分の本音を受け止められるようになり、職場でも明るくなったと言われた
  • 外に出てスポーツのサークルに顔を出すなど、人と楽しむ時間が増えた

Contents

目次

  1. 頼ってはいけないと思い、仕事を一人で抱えていた頃
  2. 否定的な自分を変えたい──考え方に向き合うきっかけ
  3. 書いた気持ちを見直し、自分の受け止め方に気づいた
  4. 職場で人に頼れるようになり、休日も外へ出かけるように
  5. 周りとの関係を大切にする、これからの展望
  6. 「自分のことなんて」と、一人で抱えてしまう人へ

Trust

運営代表 / インタビュアープロフィール

運営代表:佐藤舞(サトマイ)

佐藤舞(サトマイ)プロフィール写真

合同会社デルタクリエイト代表社員 / 桜花学園大学客員教授
科学的な脳トレ「CBTジム®」を主宰。過去2600人に提供。
企業のマーケティングリサーチや需要予測などを行いながら、ビジネス統計学の専門家として、地上波テレビ・ラジオ、新聞、雑誌、経済メディアを通して、情報発信を行う。
上場企業の社外取締役も務める。

インタビュアー:さき

小柳出紗季 プロフィール写真

CBTジム®運営スタッフ / CBTジム®勉強会講師 / CBT実践歴6年
完璧主義によって仕事が思うようにパフォーマンスを発揮できなかったところから、CBTを通じて仕事の生産性が上がっただけでなく、自分や家族、仲間を大切にしながら、価値観にそって仕事に取り組めるようになった。

頼ってはいけないと思い、仕事を一人で抱えていた頃

以前は、仕事をどのように抱えていましたか?

メーカーで営業系の仕事をしています。デスクワークが中心で、チームの人数があまり多くありませんでした。

何でも自分でやらなければと思って、抱えられる量を超えた仕事を続けながら、周りが助けてくれないことにも不満を持っていました。

今思えば、助けようとしてくれていた人もいたのに、私の方が「その助けでは役に立たない」と否定的に受け取っていたんですね。

人に頼めなかったのは、なぜでしょうか?

人が少なくなっていたので、周りもみんな忙しいはずだと思っていました。頼りにならないというより、頼ってはいけないという考えでしたね。

こんなことをお願いしている場合ではない、自分でやるべきだと思っていました。自分は何をやってもダメだと思っていた時期もあり、前向きに人を頼ろうとは考えられませんでした。

仕事で疲れて、人と仲良くしようという気持ちにもならず、休日は一人でゲームをして過ごすことが多かったです。

否定的な自分を変えたい──考え方に向き合うきっかけ

考え方に向き合い始めた頃は、どんな思いでしたか?

何でも自分でやらなければと思う一方で、環境のせいにして、自己評価もどんどん低くなっていました。そんな否定的な自分を変えたいという気持ちです。

それまで自分の気持ちを言葉にすることはあまりなかったので、まずは、その時に感じたことや考えたことを書き出すところから始めました。

書いた気持ちを見直し、自分の受け止め方に気づいた

書いたものを振り返って、何に気づきましたか?

最初に書いたものは、人のせいにしている内容が多くて。「あの人のせいで仕事が遅れている」と書いても、数日たって読み返すと、「本当にそうなのか?」と思うことがありました。

必ずしも相手のせいではなく、自分の受け止め方で仕事を複雑にしている部分もあるのではないか、と考えるきっかけになりました。

ワークで、どんなことが難しかったですか?

自分の気持ちを文章にすることです。最初は、格好をつけて、自分を良く見せようとしてしまうところもありました。

書き出した自分の嫌な部分をもう一度見るのもツラくて、「なぜこんな自分を見なければいけないのか?」と思うこともありました。

どうやって、その難しさに向き合いましたか?

私と似たことで困っている方が助言をもらっているやり取りを見て、自分にも当てはまると思い、参考にしました。直接話していなくても、読んで救われることがありますね。

私の投稿にもコメントをいただけたので、助けてくれる方がたくさんいるのだと感じました。

気持ちを整理して「これが自分の本音なんだ」と分かると、押し殺さずに受け止めたうえで、次にどうするかを考えられるようになったと思います。

いつ振り返るようにしていましたか?

帰宅して食事をし、落ち着いてから、一日を整理していました。

最初は気持ちを書くだけでも時間がかかったのですが、慣れるにつれて書きやすくなりました。自分の気持ちを出せる場があるのも、大きいと思います。

職場で人に頼れるようになり、休日も外へ出かけるように

仕事で感じた変化を教えてください。

人に頼りやすくなったことが、いちばん大きいです。分からないことを教えてもらおう、少し助けてもらおうと思えるようになりました。

職場のメンバーは、特に変わっていません。でも、思っていた以上に、助けてくれる人がいるのだと感じました。以前は、そういう助けに自分が気づけていなかったのだと思います。

周りから言われたことはありますか?

職場で、「最近明るくなったね」「何か良いことがあったの?」と聞かれました。

自分の考え方を振り返る練習をしていたことと、必要以上に自分を低く見ていたと気づいて、気持ちを切り替えていることを話しました。

休日の過ごし方は、どう変わりましたか?

以前は一人でゲームをすることが多かったのに、最近は外に出ています。もともと体を動かすのが好きなので、スポーツ系のサークルに顔を出して、楽しんでいます。

ゲーム機にほこりがかぶるぐらいで、自分でも驚きました。人と関わって過ごすことが増えたのは、大きな変化ですね。

周りとの関係を大切にする、これからの展望

これから、どんなことを大切にしたいですか?

何をするにも、周りとの関係を大切にしていこうと思っています。

新しい仕事にも取り組もうとしているので、「ちょっと教えてもらっていいですか?」と人に聞きながら進めたいです。昔なら自分だけで何とかしようとしたと思いますが、今は周りの力も借りてやってみようと思っています。

「自分のことなんて」と、一人で抱えてしまう人へ

以前の自分や、同じように悩む人へ伝えたいことはありますか?

「人に頼りましょう」と、以前の自分に言ってあげたいです。私には、できることにも限りがあります。

「自分のことなんて」と思ってしまうことは、あると思います。でも私は、一か月向き合った後、自分が変わったのだと思う瞬間がたくさんありました。

自分の気持ちに向き合うのが難しい時には、ほかの方のやり取りや助言も参考になりました。一人で全部やろうとしなくてもよいのだと思います。

CBTジム®で、頼ってはいけないという思いと、助けの受け取り方を見直す

CBTジム®では、とっさに浮かぶ考えや感情を書き出し、思い込みや決めつけに気づくワークを通じて、日常の行動選択を見直していきます。

周りも忙しいからと仕事を一人で抱えてしまう方も、自分の負担や分からないことを整理し、教えてもらう、助けを求める選択を考えてみませんか。

\ のべ2,000人以上が参加済み!/

CBTジム®

認知の歪みを整えて思考力を鍛える科学的な脳トレ